環境が自分に与える影響

 3月の演奏会が終わった直後から、練習スタジオを借りてそこに自分の楽器を置いています。

それまでは自宅で練習していたのですが、一応ドイツの法律上マリンバ(打楽器)を

アパート・マンションで練習出来る上限が午前中一時間、午後一時間の計二時間という

事で、より多くの練習時間を確保するための選択・行動でした。(それ以外は職場にも

マリンバがあり、部屋が空くタイミングを見計らって練習していました。)

(今月末から借りているスタジオの窓から
見える風景です。)









最初は自宅からバスを乗り継いで小一時間かかる練習部屋だったのですが、今月末から

徒歩でも20分強で行ける所に場所を移しています。最初の部屋はバスを3本

乗り継がなければいけなかったですし、その地区周辺も雰囲気があまり良くない所でした。

(エッセンの市営バス。黄色いボディが特徴です。)







対して今月末から借りている所は自宅からも行きやすい上に、比較的富裕層が多く住んで

いる為か街の中でも治安・雰囲気が特に良いとされています。(2つの地区にあるスーパー

を比較したりしてもどのような階層の人たちが住んでいるのか察することが出来ます。)

まだものの一週間程度ですが、やはり気持ちも上向いてより集中出来る気がしています。

どのような場所で仕事していくか、またそこに至るまでどのような所を通っていくのかで

精神的に大きな違いが生まれる事に改めて気付かされました。

(練習部屋近くのメインストリートには
桜が咲き誇っています。)









思えば2年前の今頃、エッセンに来て間もない時住んでいた家で隣人とのトラブルがあり、

夜中に警察を呼んだこともあり精神的に荒れまくっていた時期がありました。(笑

幸いその後何とか良い家が見つかり、今はすっかり落ち着いて生活が出来ています。

今いる環境は自分を作り上げている大きな要因だと感じます。これからもそれは

心に留めておきたいと思いました。

(職場の直ぐ横にあるStadtgartenという公園。
緑が綺麗です。)



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