ドイツ語

 アルバイト、カルテ、リュックサック、バウムクーヘン・・・

これら皆ドイツ語です。
日本で使われている単語でも元はドイツ語というものは
ちらほらあります。

ドイツ語は難しい言語です。9年以上現地に住んでいても
未だに難しいと感じます。英語よりか感覚的に5倍くらい(?)
難しい気がします・・。

色々と難しい点はあるのですが、一点上げると英語のtheに当たる
定冠詞がドイツ語ではder、die、dasと3種類あり、男性名詞に付くのは
der、女性名詞にはdie、中性名詞にはdasという具合になります。
(名詞もそれぞれ何性名詞か決まっているのです・・。)
また複数形になるとdieが付きます。
そして、1格から4格まで 「~が、~の、~に、~を」という
意味に合わせて、その定冠詞が変化していってしまうのです・・。

頭が痛くなってしまったら済みません(笑)
ただこれがドイツ語なのです。

(十数年前に買った独和辞典。未だ現役です。)















僕のドイツ語歴は日本の学部生時代から勉強していた事もあり
かれこれ十数年になります。十数年もやっていればもうネイティブレベル
なのでは?と思われるかも知れませんが、残念ながら
母国語のようにはまだまだ行かないのが現実です。
(そもそも日本語が覚束ない時が多々あったりするのですが・・。)

とは言え、ドイツに住んでいる以上会話は基本全てドイツ語です。
日常生活全般をはじめ、ビザの手続きを行ったり銀行でローンを組んだり、
職場の同僚とやり取りしたりと言った事は勿論出来ています。
演奏会でのMCもドイツ語で話しています。

ドイツ語を話していて少し粋に感じるのは、例えば買い物をしていて最後お店を出るときに、
店員さんが「良い一日を!」だったり「良い週末を!」とほぼ決まって言ってくれる所です。
(ドイツ語だとSchönen Tag ! / Schönes Wochenende ! となります。)
仕事終わりに同僚と別れる際等にもよく使われるフレーズです。
言語云々というより文化的側面と言えるかも知れませんが、何気ない日常の中でも
少し人間的だったり、また前向きになれるような言葉がある事で
良い意味でゆとりが保たれるように思います。
閉塞感のある今のご時世にあっては尚更、全く機械的になるよりも
その方が少し暖かみを感じられるのかも知れません。

「ドイツ語を語る」というような事は恐れ多く決して出来ませんが、これからも
勉強していく中で、折に触れて色々紹介して行けたら良いかなと思っています。

それでは、今回も読んで下さった皆さんに最後、感謝の一言をドイツ語で。

Danke schön !

(雪化粧した1月のStadtgarten Essen)










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