ドイツで生きる
ヨーロッパで生活したいという思いは気付いた頃から持っていました。
なぜかは分かりませんが。
中学の卒業アルバム、10年後どうしているかという欄には
「ヨーロッパでの生活を満喫している」
と書いた覚えがあります。
満喫出来たかどうかは(?)ですが、23歳で日本を出てからはこれまでドイツに住み続けています。
(EssenのRüttenscheidという地区の住宅街) |
言葉も、文化も、気候も、食事も全く違う所で生活し、且つ音楽を続けるという事は容易い事ではないと感じます。マリンバという楽器となればまた尚更でしょう。
それでもドイツという国はやはり音楽をはじめとする芸術分野にお金が回っている印象があり、それがドイツに居続けようと思った大きな理由でもありました。実際、国別のオーケストラの総数を見たりすると、ヨーロッパではドイツが抜きん出ています。市立の音楽教室や国立の音楽大学も数多く存在しています。
僕の場合はこれまでかなり色々な幸運にも恵まれ、曲がりなりにも今こうして現地で過ごす事が出来ています。どちらかというとドイツに住み始めた当初は、数年過ごした後日本に戻るイメージを持っていたので、さすがにここまで先の事は考えていませんでした。
まだ見てみたい景色、叶えてみたい事等はありますが、とりあえずこのご時世に自分のやりたい事が出来ているのは有難い事です。
冬特有の厚い雲に覆われたドイツですが、世の中と同じく、少しずつ日の光が差し込んでくると良いなと思いつつ、手短に初めての投稿をしてみました。
読んで頂きありがとうございます。
(EssenのAlfredstraßeという通りの歩道橋から) |
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